ミドルスクール調整録11
2021年4月18日~前回のあらすじ~
めっちゃ強そう(小並)なデッキを作った辻くん。
ひとまず試運転は上々だったが、Bye→2-0→2-0(総合3-0)と信じ切るには微妙な戦績に。
そしてこの大会を最後に、ウィザーズがコロナ禍によるイベントの中止を宣言したことにより長い冬がスタートするのであった。
-----
そして長い冬が明けた。
イベント中止期間を経て、めでたく4/1から再開と相成ったのだ。
とはいえまだまだMTGのイベントは本調子ではない。
GPも復活していない(さすがにもう数年は無理そう)し、現在はオンラインのイベントの方が活発なくらいだ。
ミドルスクールは当然オフラインフォーマットなので、イベント中止期間の僕は完全にミドルスクールに対してはノータッチだった。EDH以外のマジックをほとんどやっていなかったかもしれない。
コロナの驚異はまだまだ去る気配はないが、ほどよく遊んでいきたいものである。
◆宣伝
いきなりですが宣伝です。
Twitterでは既に告知しまくってますが、晴れる屋大宮店の店長に就任しました(^o^)
新店舗ということでイベントの開催内容にめちゃくちゃ融通が効く状態なため、ミドルスクールの大会も月1程度で開催していきたいと思いますので、関東圏のプレイヤーの皆様ご参加よろしくお願いいたします!!!
※遠征者大歓迎、お待ちしております。
※既に4/11に5回戦大会を開催しております。お集まりいただきありがとうございました!
またこんな大会やってほしい・こんな商品を置いてほしいなど要望ありましたら教えてください!
宣伝終了!
◆調整
といっても前回(※ミドルスクール調整録10参照)が不完全燃焼気味だったので、内容はほとんど変えず。
-----
4《花の壁/Wall of Blossoms》
4《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》
4《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》
2《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》
1《魂売り/Spiritmonger》
1《起源/Genesis》
4《生ける願い/Living Wish》
4《悪魔の布告/Diabolic Edict》
4《強迫/Duress》
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《樹上の村/Treetop Village》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
7《森/Forest》
9《沼/Swamp》
4《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《帰化/Naturalize》
1《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》
1《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》
1《黄塵地帯/Dust Bowl》
1《起源/Genesis》
1《骨砕き/Bone Shredder》
1《ナントゥーコ自警団/Nantuko Vigilante》
1《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》
1《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur》
-----
前回《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》だったところを《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》に変えている。
さすがに2ターン目《生ける願い/Living Wish》→《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》でないと間に合わないケースが多いだろうというのと、《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》でハマるなら《黄塵地帯/Dust Bowl》でもハマるだろうという考えからだ。
《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》はなんとなく好きだから入れていたが、今回のデッキではさすがに悠長そう。
◆イベントへ
4/11晴れる屋大宮店Let’s5ミドルスクールに参加。
1回戦:バベル
0本目
シャッフルを崩さずに成功。
1本目
《破滅的な行為/Pernicious Deed》通して一安心かと思いきや、3色デッキだったので《生ける願い/Living Wish》からの《黄塵地帯/Dust Bowl》でハメる方向に持っていこうとしたら寝かせたところに《サーボの網/Tsabo’s Web》が差し込まれ《樹上の村/Treetop Village》を多く引いていたこともあり《破滅的な行為/Pernicious Deed》を起動せざるを得なくなる。
最終的に《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》などで攻撃して勝ち。
2本目
《生ける願い/Living Wish》→《黄塵地帯/Dust Bowl》で勝ち。
◯◯
3色以上のコントロールデッキには《黄塵地帯/Dust Bowl》戦法があるのでよく戦える。
バベルということで戦略のハイブリッドが気になるところだが、実は《サイカトグ/Psychatog》ルートだけ少し立ち回りが難しい。除去できないと向こうが殴るまでは殴れなくなってしまうため。
2回戦:黒赤リアニメイト
1本目
特に妨害挟めず《生き埋め/Buried Alive》→《死体発掘/Exhume》→《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》→《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing》→《刃の翼の虜/Bladewing’s Thrall》まで決まって返せず負け。
2本目
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》2枚引いてビビるも、冷静に1枚置いて1枚温存。普通にビートして勝ち。
3本目
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》の上に《生ける願い/Living Wish》からの《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》で完全に蓋。勝ち。
×◯◯
メインはまず埋められてしまうと釣り待ちになってしまうため少し厳しい。こちらも早く勝つことができないため時間を与えてしまう。
サイド後は運が良かったのもあるがやはり《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》が最強。
3回戦:緑単土地破壊
1本目
相手の手札が重く、またこちらもハマらないくらい土地を引いていたので伸びていく感じに。
《花の壁/Wall of Blossoms》で《獣群の呼び声/Call of the Herd》が止まるラッキーもあり勝ち。
2本目
相手が先手1ターン目ランドセットだけだったので《陰謀団式療法/Cabal Therapy》指定《根の壁/Wall of Roots》で撃ったら2枚落ちるラッキーが発生。そのまま渋くて勝ち。
◯◯
《すき込み/Plow Under》まで入っているタイプなら少し厳しいかもしれないが、このデッキは待っていれば土地が押し寄せてくるので1対1交換の土地破壊なら概ね問題なく立ち回れる。
土地破壊とクロックの展開が同一ターンで行いにくいことも追い風。
4回戦:白ウィニー
1本目
《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で《破滅的な行為/Pernicious Deed》を指定されるが、こちらのクロックが高かったので殴り合いに持ち込んで勝ち。
2本目
《破滅的な行為/Pernicious Deed》頼みの状態で引けず、シャドークリーチャー止まらず負け。
3本目
《崇拝/Worship》を貼られた上でシャドー2体と直対する羽目に。こちらも《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》と《魂売り/Spiritmonger》で相手のライフを1にするが、《ハルマゲドン/Armageddon》を撃たれたため放置していると最終的に殴り負けてしまう。
なんとか土地を3枚並べ直して《破滅的な行為/Pernicious Deed》を貼り、3で起動した返しでクリーチャーを置かれなかったので《樹上の村/Treetop Village》で殴って勝ち。
◯×◯
《ハルマゲドン/Armageddon》は実はかなりやばいのだが、最速でなければ耐え・他に致命的なサイドカードがほぼ無いので、とりあえず序盤は《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で優先的に指定して後半は必要以上に土地を置かないことで凌げる。
《真実の信仰者/True Believer》が地味にやばく、手札破壊に加えて《悪魔の布告/Diabolic Edict》が使えなくなってしまうのは痛い。
5回戦:エンプティハンドロック
1本目
《破滅的な行為/Pernicious Deed》直後に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》(→《浄化の印章/Seal of Cleansing》)で事実上の交換に。
しかし無慈悲な《破滅的な行為/Pernicious Deed》2枚目で崩壊。最強すぎる。
2本目
《破滅的な行為/Pernicious Deed》を隠し持っている状態で《無のブローチ/Null Brooch》《罠の橋/Ensnaring Bridge》と揃ったので一気に流して焦土へ。あとは《黄塵地帯/Dust Bowl》で縛って勝ち。
◯◯
《破滅的な行為/Pernicious Deed》強すぎませんか?
5-0わーい(^o^)
◆相性とか
・スタイルフルノート
恐らく有利。サイドボードからも妨害要素を増やせるため。
ただ《翻弄する魔道士/Meddling Mage》まで入っているタイプに関しては読み合いにはなるもののかなり動きが抑制されそう。相手の習熟度の高さがキーになる。
・Trix系
《破滅的な行為/Pernicious Deed》を気合で通す、手札破壊などがハマる前提が必要。個人的には五分くらい。
《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》でちょっと回避できたりもする。
・ネクロドネイト
《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》程度では足りないくらいイカれ散らかす可能性が高いが、代わりに《意志の力/Force of Will》しか無さそうなのでサイド後はかなり改善される。メイン不利、サイド後微有利。
・リアニメイト
メインは祈り。
サイド後はサブプラン次第。大したものが無ければ微有利。
・マッドネス
《破滅的な行為/Pernicious Deed》次第。
また《尊大なワーム/Arrogant Wurm》が重くて《破滅的な行為/Pernicious Deed》で流れませんということがあったりなかったり。《不可思議/Wonder》さえなければ《花の壁/Wall of Blossoms》が大体なんとかしてくれるので、概ね五分。
サイド後もこれはあまり変わらない。
・オース
こんなこともあろうかとマナクリを減らしてクリーチャーもある程度自殺可能な作りになっている。
コントロール型相手に一番通したいカードは《生ける願い/Living Wish》で、これからの《起源/Genesis》でアドバンテージゲーにするのが良さげ。
瞬殺型・コントロール型問わず微有利だが、適当な《花の壁/Wall of Blossoms》から回ったらごめんなさい。2本目で抜け。
・ランドスティル
《生ける願い/Living Wish》→《黄塵地帯/Dust Bowl》。
またアドバンテージ差が広がりうるのがほぼ《嘘か真か/Fact or Fiction》のみなので、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を《花の壁/Wall of Blossoms》で止めた場合は《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》をサクりに回しまくって長期戦に持ち込もう。
ライフを下げすぎると《正義の命令/Decree of Justice》で死ぬので注意。
・補充
早い段階での攻めが成立しない可能性が高く、《浄化の印章/Seal of Cleansing》がメインから取られている場合はメインはかなり厳しい。サイド後は微有利そうだが、相変わらず早くは勝てないので頑張って急ぐ。ゆえに《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》はサクらず殴る。
・サイカトグ
スピード勝負を挑めないため、ドロースペル全般が厳しい。場は《花の壁/Wall of Blossoms》が割となんとかしてくれる(相手も自分も殴れない状態になる)が、膠着すると相手は《激動/Upheaval》待ちになりやばい。《シャドーの裂け目/Shadow Rift》型も貫通して即死する可能性が高く、危険度はこちらの方が高いと言える。
黒緑側は自分からダメージレースに持ち込む手段に乏しいため、場の1体の《サイカトグ/Psychatog》を巡る攻防になりがち。そして攻防の間は殴れないので、合間に差し込む手札破壊のタイミングはしっかり図りたい。
一番通すべきは《悪魔の布告/Diabolic Edict》と、置いておくだけの《破滅的な行為/Pernicious Deed》。
また《生ける願い/Living Wish》は《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》を持ってくることが多い。
・ストンピィ、軽量ウィニー
《花の壁/Wall of Blossoms》が無限に欲しい。
《破滅的な行為/Pernicious Deed》さえ置ければ《冬の宝珠/Winter Orb》でも割となんとかなるので、とりあえず置くのを目指そう。
ちなみにサイドボードから入れるものほぼ0枚なので相手側に何かクリティカルなサイドがあった場合少し厳しめ。白ウィニーであれば《帰化/Naturalize》を2枚サイドインする。
・バーン系
《生ける願い/Living Wish》→《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》でライフを求めまくる。飛び道具の量次第では余裕で突破されるので、手札破壊を頑張って挟もう。
幸い《破滅的な行為/Pernicious Deed》で《呪われた巻物/Cursed Scroll》は流れるので、恒久的なクロックになってしまうものはない。
サイド後は《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》に注意。デッキの動きが鈍重な割にカードがめちゃくちゃ軽いのでかなり引っかかる。ただ《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》を引いていると逆にダメージレースを挑めたりもする。
・ファイヤーズ
実は少し厳しい。最速に対して間に合わないのと、《悪魔の布告/Diabolic Edict》のみのためマナクリを生贄にされてしまい本命を倒せない。
チャンプで稼ぎたいところだが、本当に概ねはチャンプになってしまうので《破滅的な行為/Pernicious Deed》後の消耗戦は概ねライフを10以下にした状態で戦うことになる。
クリーチャーには頑張って《陰謀団式療法/Cabal Therapy》を当てたい。
・サバイバル系
ゲームが伸びるので、プレイが上手い方が勝つ。
・ティンカー
《生ける願い/Living Wish》→《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》が間に合えば行けそう。既に《からみつく鉄線/Tangle Wire》を置かれていたら天に祈ろう。
《破滅的な行為/Pernicious Deed》は最強。
・ループコンボ、置物ロック系
エンチャントレス、《魔の魅惑/Aluren》、《停滞/Stasis》など。
置物なしの状態で呪文のみで成立させるコンボデッキが環境にないため、《破滅的な行為/Pernicious Deed》を置いて放置するだけで(割らない限り)機能不全に近くなるデッキが多い。
よってメインは有利で、これらのデッキはサイド後の脆さもあって概ね有利かと思われる。
【総括】
少し贔屓目に書いている気がするが、もし本当にこの通りなら有利な相手めっちゃ多そう。
微有利が多く、逆に完全無理ゲーが少ないというのはかなり理想形かもしれない。
そんなかんじでーす(^o^)
めっちゃ強そう(小並)なデッキを作った辻くん。
ひとまず試運転は上々だったが、Bye→2-0→2-0(総合3-0)と信じ切るには微妙な戦績に。
そしてこの大会を最後に、ウィザーズがコロナ禍によるイベントの中止を宣言したことにより長い冬がスタートするのであった。
-----
そして長い冬が明けた。
イベント中止期間を経て、めでたく4/1から再開と相成ったのだ。
とはいえまだまだMTGのイベントは本調子ではない。
GPも復活していない(さすがにもう数年は無理そう)し、現在はオンラインのイベントの方が活発なくらいだ。
ミドルスクールは当然オフラインフォーマットなので、イベント中止期間の僕は完全にミドルスクールに対してはノータッチだった。EDH以外のマジックをほとんどやっていなかったかもしれない。
コロナの驚異はまだまだ去る気配はないが、ほどよく遊んでいきたいものである。
◆宣伝
いきなりですが宣伝です。
Twitterでは既に告知しまくってますが、晴れる屋大宮店の店長に就任しました(^o^)
新店舗ということでイベントの開催内容にめちゃくちゃ融通が効く状態なため、ミドルスクールの大会も月1程度で開催していきたいと思いますので、関東圏のプレイヤーの皆様ご参加よろしくお願いいたします!!!
※遠征者大歓迎、お待ちしております。
※既に4/11に5回戦大会を開催しております。お集まりいただきありがとうございました!
またこんな大会やってほしい・こんな商品を置いてほしいなど要望ありましたら教えてください!
宣伝終了!
◆調整
といっても前回(※ミドルスクール調整録10参照)が不完全燃焼気味だったので、内容はほとんど変えず。
-----
4《花の壁/Wall of Blossoms》
4《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》
4《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》
2《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》
1《魂売り/Spiritmonger》
1《起源/Genesis》
4《生ける願い/Living Wish》
4《悪魔の布告/Diabolic Edict》
4《強迫/Duress》
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《樹上の村/Treetop Village》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
7《森/Forest》
9《沼/Swamp》
4《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《帰化/Naturalize》
1《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》
1《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》
1《黄塵地帯/Dust Bowl》
1《起源/Genesis》
1《骨砕き/Bone Shredder》
1《ナントゥーコ自警団/Nantuko Vigilante》
1《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》
1《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur》
-----
前回《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》だったところを《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》に変えている。
さすがに2ターン目《生ける願い/Living Wish》→《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》でないと間に合わないケースが多いだろうというのと、《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》でハマるなら《黄塵地帯/Dust Bowl》でもハマるだろうという考えからだ。
《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》はなんとなく好きだから入れていたが、今回のデッキではさすがに悠長そう。
◆イベントへ
4/11晴れる屋大宮店Let’s5ミドルスクールに参加。
1回戦:バベル
0本目
シャッフルを崩さずに成功。
1本目
《破滅的な行為/Pernicious Deed》通して一安心かと思いきや、3色デッキだったので《生ける願い/Living Wish》からの《黄塵地帯/Dust Bowl》でハメる方向に持っていこうとしたら寝かせたところに《サーボの網/Tsabo’s Web》が差し込まれ《樹上の村/Treetop Village》を多く引いていたこともあり《破滅的な行為/Pernicious Deed》を起動せざるを得なくなる。
最終的に《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》などで攻撃して勝ち。
2本目
《生ける願い/Living Wish》→《黄塵地帯/Dust Bowl》で勝ち。
◯◯
3色以上のコントロールデッキには《黄塵地帯/Dust Bowl》戦法があるのでよく戦える。
バベルということで戦略のハイブリッドが気になるところだが、実は《サイカトグ/Psychatog》ルートだけ少し立ち回りが難しい。除去できないと向こうが殴るまでは殴れなくなってしまうため。
2回戦:黒赤リアニメイト
1本目
特に妨害挟めず《生き埋め/Buried Alive》→《死体発掘/Exhume》→《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》→《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing》→《刃の翼の虜/Bladewing’s Thrall》まで決まって返せず負け。
2本目
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》2枚引いてビビるも、冷静に1枚置いて1枚温存。普通にビートして勝ち。
3本目
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》の上に《生ける願い/Living Wish》からの《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》で完全に蓋。勝ち。
×◯◯
メインはまず埋められてしまうと釣り待ちになってしまうため少し厳しい。こちらも早く勝つことができないため時間を与えてしまう。
サイド後は運が良かったのもあるがやはり《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》が最強。
3回戦:緑単土地破壊
1本目
相手の手札が重く、またこちらもハマらないくらい土地を引いていたので伸びていく感じに。
《花の壁/Wall of Blossoms》で《獣群の呼び声/Call of the Herd》が止まるラッキーもあり勝ち。
2本目
相手が先手1ターン目ランドセットだけだったので《陰謀団式療法/Cabal Therapy》指定《根の壁/Wall of Roots》で撃ったら2枚落ちるラッキーが発生。そのまま渋くて勝ち。
◯◯
《すき込み/Plow Under》まで入っているタイプなら少し厳しいかもしれないが、このデッキは待っていれば土地が押し寄せてくるので1対1交換の土地破壊なら概ね問題なく立ち回れる。
土地破壊とクロックの展開が同一ターンで行いにくいことも追い風。
4回戦:白ウィニー
1本目
《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で《破滅的な行為/Pernicious Deed》を指定されるが、こちらのクロックが高かったので殴り合いに持ち込んで勝ち。
2本目
《破滅的な行為/Pernicious Deed》頼みの状態で引けず、シャドークリーチャー止まらず負け。
3本目
《崇拝/Worship》を貼られた上でシャドー2体と直対する羽目に。こちらも《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》と《魂売り/Spiritmonger》で相手のライフを1にするが、《ハルマゲドン/Armageddon》を撃たれたため放置していると最終的に殴り負けてしまう。
なんとか土地を3枚並べ直して《破滅的な行為/Pernicious Deed》を貼り、3で起動した返しでクリーチャーを置かれなかったので《樹上の村/Treetop Village》で殴って勝ち。
◯×◯
《ハルマゲドン/Armageddon》は実はかなりやばいのだが、最速でなければ耐え・他に致命的なサイドカードがほぼ無いので、とりあえず序盤は《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で優先的に指定して後半は必要以上に土地を置かないことで凌げる。
《真実の信仰者/True Believer》が地味にやばく、手札破壊に加えて《悪魔の布告/Diabolic Edict》が使えなくなってしまうのは痛い。
5回戦:エンプティハンドロック
1本目
《破滅的な行為/Pernicious Deed》直後に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》(→《浄化の印章/Seal of Cleansing》)で事実上の交換に。
しかし無慈悲な《破滅的な行為/Pernicious Deed》2枚目で崩壊。最強すぎる。
2本目
《破滅的な行為/Pernicious Deed》を隠し持っている状態で《無のブローチ/Null Brooch》《罠の橋/Ensnaring Bridge》と揃ったので一気に流して焦土へ。あとは《黄塵地帯/Dust Bowl》で縛って勝ち。
◯◯
《破滅的な行為/Pernicious Deed》強すぎませんか?
5-0わーい(^o^)
◆相性とか
・スタイルフルノート
恐らく有利。サイドボードからも妨害要素を増やせるため。
ただ《翻弄する魔道士/Meddling Mage》まで入っているタイプに関しては読み合いにはなるもののかなり動きが抑制されそう。相手の習熟度の高さがキーになる。
・Trix系
《破滅的な行為/Pernicious Deed》を気合で通す、手札破壊などがハマる前提が必要。個人的には五分くらい。
《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》でちょっと回避できたりもする。
・ネクロドネイト
《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》程度では足りないくらいイカれ散らかす可能性が高いが、代わりに《意志の力/Force of Will》しか無さそうなのでサイド後はかなり改善される。メイン不利、サイド後微有利。
・リアニメイト
メインは祈り。
サイド後はサブプラン次第。大したものが無ければ微有利。
・マッドネス
《破滅的な行為/Pernicious Deed》次第。
また《尊大なワーム/Arrogant Wurm》が重くて《破滅的な行為/Pernicious Deed》で流れませんということがあったりなかったり。《不可思議/Wonder》さえなければ《花の壁/Wall of Blossoms》が大体なんとかしてくれるので、概ね五分。
サイド後もこれはあまり変わらない。
・オース
こんなこともあろうかとマナクリを減らしてクリーチャーもある程度自殺可能な作りになっている。
コントロール型相手に一番通したいカードは《生ける願い/Living Wish》で、これからの《起源/Genesis》でアドバンテージゲーにするのが良さげ。
瞬殺型・コントロール型問わず微有利だが、適当な《花の壁/Wall of Blossoms》から回ったらごめんなさい。2本目で抜け。
・ランドスティル
《生ける願い/Living Wish》→《黄塵地帯/Dust Bowl》。
またアドバンテージ差が広がりうるのがほぼ《嘘か真か/Fact or Fiction》のみなので、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を《花の壁/Wall of Blossoms》で止めた場合は《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》をサクりに回しまくって長期戦に持ち込もう。
ライフを下げすぎると《正義の命令/Decree of Justice》で死ぬので注意。
・補充
早い段階での攻めが成立しない可能性が高く、《浄化の印章/Seal of Cleansing》がメインから取られている場合はメインはかなり厳しい。サイド後は微有利そうだが、相変わらず早くは勝てないので頑張って急ぐ。ゆえに《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》はサクらず殴る。
・サイカトグ
スピード勝負を挑めないため、ドロースペル全般が厳しい。場は《花の壁/Wall of Blossoms》が割となんとかしてくれる(相手も自分も殴れない状態になる)が、膠着すると相手は《激動/Upheaval》待ちになりやばい。《シャドーの裂け目/Shadow Rift》型も貫通して即死する可能性が高く、危険度はこちらの方が高いと言える。
黒緑側は自分からダメージレースに持ち込む手段に乏しいため、場の1体の《サイカトグ/Psychatog》を巡る攻防になりがち。そして攻防の間は殴れないので、合間に差し込む手札破壊のタイミングはしっかり図りたい。
一番通すべきは《悪魔の布告/Diabolic Edict》と、置いておくだけの《破滅的な行為/Pernicious Deed》。
また《生ける願い/Living Wish》は《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》を持ってくることが多い。
・ストンピィ、軽量ウィニー
《花の壁/Wall of Blossoms》が無限に欲しい。
《破滅的な行為/Pernicious Deed》さえ置ければ《冬の宝珠/Winter Orb》でも割となんとかなるので、とりあえず置くのを目指そう。
ちなみにサイドボードから入れるものほぼ0枚なので相手側に何かクリティカルなサイドがあった場合少し厳しめ。白ウィニーであれば《帰化/Naturalize》を2枚サイドインする。
・バーン系
《生ける願い/Living Wish》→《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》でライフを求めまくる。飛び道具の量次第では余裕で突破されるので、手札破壊を頑張って挟もう。
幸い《破滅的な行為/Pernicious Deed》で《呪われた巻物/Cursed Scroll》は流れるので、恒久的なクロックになってしまうものはない。
サイド後は《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》に注意。デッキの動きが鈍重な割にカードがめちゃくちゃ軽いのでかなり引っかかる。ただ《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》を引いていると逆にダメージレースを挑めたりもする。
・ファイヤーズ
実は少し厳しい。最速に対して間に合わないのと、《悪魔の布告/Diabolic Edict》のみのためマナクリを生贄にされてしまい本命を倒せない。
チャンプで稼ぎたいところだが、本当に概ねはチャンプになってしまうので《破滅的な行為/Pernicious Deed》後の消耗戦は概ねライフを10以下にした状態で戦うことになる。
クリーチャーには頑張って《陰謀団式療法/Cabal Therapy》を当てたい。
・サバイバル系
ゲームが伸びるので、プレイが上手い方が勝つ。
・ティンカー
《生ける願い/Living Wish》→《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》が間に合えば行けそう。既に《からみつく鉄線/Tangle Wire》を置かれていたら天に祈ろう。
《破滅的な行為/Pernicious Deed》は最強。
・ループコンボ、置物ロック系
エンチャントレス、《魔の魅惑/Aluren》、《停滞/Stasis》など。
置物なしの状態で呪文のみで成立させるコンボデッキが環境にないため、《破滅的な行為/Pernicious Deed》を置いて放置するだけで(割らない限り)機能不全に近くなるデッキが多い。
よってメインは有利で、これらのデッキはサイド後の脆さもあって概ね有利かと思われる。
【総括】
少し贔屓目に書いている気がするが、もし本当にこの通りなら有利な相手めっちゃ多そう。
微有利が多く、逆に完全無理ゲーが少ないというのはかなり理想形かもしれない。
そんなかんじでーす(^o^)
コメント